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カテゴリー: 介護

介護職から離れた今でも考える時があります

介護職から離れた今でも考える時があります

介護職

数年前の話になりますが、介護福祉士としてホームヘルパーの職で働いていました。
自身の親、義理の親が要介護になった場合、本当は自分達で最初から最後まで世話をしたい、という声をよく耳にします。

自宅介護と言うのはそう甘くはなく、一生懸命な中でも介護される人よりする人の方が体力的にも、精神的にも限界を感じ倒れてしまう可能性は十分に有り得る。
そうなった場合、そうならないよう回避する為に迷いに迷った結果、ホームヘルパーに頼るという選択は決して無責任な事ではありません。

家族の方の為に少しでもお役に立てるよう、手助けする為に介護、という仕事はあるのです。
私情の理由でこの仕事は長く続けられなかったが、家に訪問する際は寝たきりの方より、意思疎通は出来るが体が不自由、という方を担当する事が殆どでした。

一番大変な事は体力面より、会話をする事。
同じ言葉を何度も繰り返し発するので、その度にリアクションに困り、聞き取れない場合にどう対応して上げれば良いのか、と本当に気を遣います。

仕事として割り切ってはいるが、割り切れない部分もある中で唯一、一息つける瞬間はトイレに連れて行き、用を足す間にトイレの前で待っている時です。
しかし徐々に慣れて行き、その際ふと思ったのは明日は我が身、という事。

今はする側だけど、将来的にされる側になるかもしれない、決して他人事ではないと思います。
介護職から離れた今でも考える時があります。